武州屋では、本当の「本葛の葛餅」を皆様に味わっていただくために、原材料にこだわりました。

それは、奈良・吉野の本葛です。

その前に、よく「葛」とか「本葛」とか聞きますけど、一体何でしょうか？？

葛は豆科の植物で、山野どこにでも生える、つる性の植物です。

この根の部分が葛粉の原料となります。

かぜ薬の漢方薬で「葛根湯（かっこんとう）」ご存知でしょうか？

あれも、葛の根を乾燥させて作っているんですよ！

さて、本題ですが、

本葛とは、「葛」の根から取り出したデンプンだけを原材料とし、精製したものをいいます。

原材料名は「葛でん粉」もしくは「くず粉」となります。

それに対し、葛とは、上記葛でん粉を主原材料に用い、従原材料として、でん粉(甘しょでん粉）を混合したものをいいます。

原材料名は「葛でん粉・甘しょでん粉」となります。

価格や味は全く異なりますよ。

だから、葛餅と一言で言っても、原料が色々です。

東京の方で葛餅というと、小麦のデンプンを原料として使ったりします。

東京の葛餅に慣れている方が、武州屋の葛餅を食べると、みなさん驚かれます（笑）

本葛は、今では高価なものとなってしまいました。

それは、葛根から精製される葛粉の量は、およそ1/10になると言われていますし、

現在では根を掘る人も、良質の葛根が掘れる山も少なくなってきています。

でも本葛の葛餅は、本当に美味しいですよ♪

武州屋の葛餅は、吉野本葛100％使用です。

プレーン味（包装紙：青色）では、本葛本来の味を楽しむことができます！

プレーンはモッチモチの歯ごたえがたまりませんよ♪甘さ控えめです。

小倉味（包装紙：赤色）では、プレーンと比べて、柔らかい食感です。

一緒に付属しているナイフで食べやすい大きさに切り、きな粉と黒蜜（同梱）をかけてお召し上がりください。

（本当は、きな粉と黒蜜をかけなくても十分美味しいんです。）

是非、ご家族、ご友人と一緒にお茶でも飲みながら召し上がってみてくださいね（＾－＾）