ある料理人が言ってました。「当たり前のことを、当たり前にする。そうすれば、料理はおいしくなるんですよ。」

ただ、その「あたりまえのことって」知ってなきゃ出来ませんよね。。。

非常に簡単ですので、明日からやってみてくださいねo(^▽^)o

干し椎茸は生椎茸より旨い？のページでも説明しましたが、旨みを増やすためには、「リボ核酸」と「酵素」が出会い、加熱される必要があります。

<<ここからが、ポイント>>

加熱されて出来た旨み成分は、出来たと同時に違う酵素により、少しずつ破壊されてしまうんです。

破壊？！？！(｀□´) なんということでしょう。。

そうなんです。旨み成分が出来たはいいのですが、それからは、破壊されちゃうんです。。。

ということは、美味しく食べるためには、「食べる時」に旨みが一番多くなるように戻す必要があります。

加熱するのは、一番最後の調理の時にしたほうがいい！それまでは、なるべく加熱したらいけない！ということなんです。

それでは、美味しくもどす方法を伝授しましょう(＾▽＾)

ちゃんと予備知識は理解していただけましたか？？

もし、わからなければ、電話・FAX、もしくはメールしてくださいね！

おけいちゃんが、丁寧にお答えしますよ！

それでは伝授します。。。

【補足】

• おいしくて冷たい水を使ってくださいね。
• カルキが多い水ですと、味が変わってしまいます。
• 干しシイタケが水で「ひたひた」になるように入れてください。
• 干しシイタケは、水をすって５倍に大きくなります。
• ちゃんと水戻しするためにも、水はちょっと多めに。

それから、干ししいたけに熱を加えてしまうと、旨み成分が出来てしまい、それからは、すぐ破壊されてしまうという説明をしましたね。

重要なのは温度です。温度10～40℃だと、リボ核酸と酵素が働き出して、干ししいたけのうまみ成分の、グアニル酸（うまみ成分）ができてしまい、それと同時に別の酵素がうまみを破壊というサイクルが働いてしまいますので、冷たい水を使ってください。

ということですので、難しいことはワカラナイ！という方も、これだけは守ってください･･･
干ししいたけは、なるべく温度を下げた状態で、水戻ししてくださいませ！！

タッパーならふた、お皿ならラップをして、冷蔵庫か、温度の低い場所で干ししいたけを水戻ししましょう。

そして、椎茸よ、旨くなれ！！と祈ってください。(＾▽＾)

あとは、干ししいたけを戻す時間なんですが・・・

ここからは、【ためしてガッテン（NHK）の情報】を載せておきます。

戻す手間がかかるからという理由で、干ししいたけを敬遠していた人は、細かく砕けば戻し時間はたった一時間。

「砕く」ことにより、水と接する面積が大きくなるため、水の吸収が格段に早くなるからです。

見栄えが気になるなら、冷蔵庫で1時間水に戻した干ししいたけを包丁でスライスしてから、再び冷蔵庫に入れて30分水に戻すといいでしょう。

以上【ＮＨＫためしてガッテン食の知恵袋辞典】より

って書いてありますけど！！

もうちょっと長く戻しましょうよ～～～！！！(>_<)

１時間でも水に戻るかもしれませんが、やっぱり時間をかけて戻したほうが、香りも、味も、かみ応えも良いです。

ぜひ干ししいたけは24時間以上水戻ししてあげてください！！

干ししいたけは、ちゃんと戻さないと、干ししいたけの旨みがなんだぁ～こうだぁ～いう前に、美味しくないです。。。

ちゃんと水戻しされていない干し椎茸を食べて、椎茸が嫌いになった人がいっぱいいるんじゃないかと、私は考えております。

約束してくださいね！

干ししいたけは、ちゃんと水戻ししてください。

簡単でしたね♪

お湯や電子レンジなんかで戻してしまうと、椎茸のうまみ成分がなくなってしまいますから、ぜひ、このような工程で水戻ししてくださいね！