山梨ワイン 甲州(白ワイン)
山梨の代表的な品種・甲州
山梨県は、ワインの生産量日本一。
全国に約200軒のワイナリーがあるうち、約半分の90軒が山梨県にあります。
特に勝沼町が有名で、小さな町に40ものワイナリーが密集しています。
まさに「ブドウとワインの町」と言う感じです。
近年、日本ワインの質が飛躍的に向上し、純国内栽培による優秀なワインも多く生産されています。
特に、日本固有のブドウの品種である「甲州」で造ったワインが、海外の品評会での受賞するなど、高い評価を受けています。
最近では、和食レストラン、お寿司屋さんなどでも日本ワインを置いているお店がどんどん増えてきています。
イタリアンではなく「和食ダイニング」で飲めるのは、日本ワインならではですね。
そんな注目を浴びている日本ワインの中から、選りすぐりのワインをご紹介したいと思います!
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フレッシュな柑橘系の香り
甲州シュール・リー
辛口
メーカー:フジクレール
容量:720ml
価格:1620円(税込)発酵終了後、澱引きせず6ヵ月間タンクの中で澱とともに熟成させました。フレッシュな柑橘系の香りとキレのある酸が特徴的なワインです。
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鍋や煮物など和食と一緒に
グレイス グリド
甲州辛口
メーカー:中央葡萄酒
容量:750ml
価格:1850円(税込)フレッシュでやわらかな果実味と酸味が広がり、ほろ苦さを僅かに感じる。飲み心地の良い辛口の白ワイン。料理との相性を第一に考えて造られたワインです。
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豊かな香りとふくよかな味
甲州樽発酵
やや辛口
メーカー:フジクレール
容量:720ml
価格:2000円(税込)厳選された良質の甲州葡萄のみを使い、フレンチオークの小さな樽の中でゆっくり発酵させました。豊かな香りとふくよかな味わい、心地良い樽の余韻を楽しめるワインです。
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10年以上の熟成もの!
ラ フィーユ
長熟甲州甘口
メーカー:まるき葡萄酒
容量:750ml
価格:2322円(税込)干し葡萄やトロピカルフルーツ、水飴やカラメル焼きのような香。凝縮度の高い果実味と長期熟成によるシェリーにも似た芳醇で複雑な味わいが魅力的。
ブドウ以上のワインは造れない。ワイナリーの熱意と日々の努力。
【勝沼醸造】
「ブドウ以上のワインは造れない。」こう語るのは、勝沼醸造株式会社、有賀弘和専務。
ブドウを作る農家さんとの関係性を昔から重視してきました。
勝沼醸造は、「甲州」という山梨県で古くから栽培されているブドウで、世界に通用するワインを造る事に情熱を注いでいる、老舗ワイナリー。
畑別にタンクを分けて醸造を行うという、徹底したこだわりは、他のワイナリーでは決して真似できません。
【敷島醸造】
広大な自園畑は、いつ訪れても感心するほど手入れの行き届いた、美しい畑です。
醸造責任者の飯沼さんは、とってもフレンドリーで、ワインの事を教えてもらいに訪問すると、いつも丁寧に時間をかけて説明をしてくださいます。醗酵中のタンクを覗いたり、醗酵途中のワインの試飲なども快くさせてくださいます。
先日、出来上がったワインを飲んで、飯沼さんが造りたかったワインは、こういうワインだったんだ!と感激しました。「この人の造ったワインが飲んでみたい!」そう思わすような、そんなお人柄です。
【くらむぼんワイン】
4代目となる野沢たかひこ社長は、ブルゴーニュで2年間ブドウ栽培や醸造について学び、天然酵母を使った味わい深い甲州や、ベリーAの樽熟成など、華やかで果実味溢れるワインを造っている。
エチケット(ワインのラベル)がとってもオシャレで、思わずジャケ買いならぬ、エチケット買いをしてしまいそうなほど。
【ダイヤモンド酒造】
3代目、雨宮良男さんは、ボルドーやブルゴーニュで学び、醸造技術の高さは常に業界で注文を浴びている一人です。
ダイヤモンド醸造のマスカットベリーAを飲むと、大変なこだわりを持っているのがヒシヒシと感じられます。醸しの期間を長く行うために、ブドウは標高が高く寒暖差のある場所で育った皮の厚いもののみを使用しているとの事。重厚感や華やかさのある銘柄が多いです。
【まるき葡萄酒】
現存する日本最古のワイナリーであるが、少人数精鋭で、家族のようなアットホームさに癒されます。
醸造責任者の薬袋工場長は、穏やかな人柄で、実直真面目なワイン造りをされています。
ワインは全体的に親しみやすく、甲州は雑味が少なくクリアでかつ、優しい味わいのタイプが多い。