【無農薬・無肥料栽培です!】
化学肥料、農薬、除草剤はもとより、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等)など一切使用していません。土壌と稲の本来の力のみで栽培を行っています。
富士山系の美味しい伏流水で育てた、山梨産コシヒカリです。
日吉さんは、山梨県の南に位置する「身延(みのぶ)」という自然に囲まれた土地で、原料や素材にこだわったファーマーズcafeを運営する傍ら、自分の家だけで食べようと始めたお米作りが今年で4年を迎えました。
農家さんに教えてもらいながら、無農薬・無肥料で栽培しています。
元々は、子どものためにと、作り始めたお米。手間暇かけてつくっているので、たくさんは作ることが出来ませんが、安心安全なお米を、皆様にも召し上がっていただきたいと思います。
【無肥料で造ったお米はなぜいいの?どうやって栄養を取ってるの?】
稲刈りの時は、人が移動する度に隠れていた大量のカエルちゃんがピョンピョンと大移動。本当に健全な田んぼだからこその光景ですね。
アミロースが少なくアミロペクチンが多いため粘りが強く冷めても美味しい。(もち米はアミロペクチン100%)保存性にも優れています。
「無農薬」はいいのは分かるけど、どうして「無肥料」がいいの?肥料はあげた方が、作物に栄養がいくからいいんじゃないの?
私も最初はそう思っていました!
無肥料栽培では、土の中の微生物を、農薬や肥料で壊さないようにして、色々な微生物の相乗効果で、栄養分を取ったり、病原菌を抑制しています。
具体的にどうなっているのかと言うと・・・
土壌と微生物の環境が良好な場合、植物の根っこに住める微生物って決まっていてるのです。
作物の根には侵入を許される微生物と許可されない微生物がいるのです。
そして、根から少し離れた、その周りに住める微生物たちも大体決まってます。
そのため、生育可能な微生物類が優先的に繁殖するため、結果として、有害微生物が簡単に繁殖できないようになっています。
また、根付近に侵入を許された微生物は、菌根を形成し、貧栄養状態における養分吸収を助けるものが多く存在しています。
このような菌根菌は、施肥されている肥沃な土壌環境では共生できず、貧栄養環境下でのみ共生関係を維持できるのです。
農薬や肥料は、この絶妙な微生物のバランスを壊してしまい、逆に病気になりやすくなったりします。
【無肥料で造ったお米の味は?美味しいの??】
無肥料栽培は、本来の形であり、昔ながらの優しい味になると言われています。
肥料を与えることで、作物などの味が濃くなることが知られています。
私たちは、この濃い味の野菜や作物に慣れてしまっているので、自然農法の作物は、きっと優しく素朴な味に感じることでしょう。
追肥しすぎると、土壌が窒素過剰になり、それが作物に移行し、硝酸態窒素として集積します。
ここまで行くと、苦味やえぐ味を感じることがあります。
野菜を買って、冷蔵庫の野菜室にしまったまま、忘れてしまって、野菜が茶色く溶けるように腐っているのを見たことはありませんか?
野菜は本来、枯れることはあっても、ドロドロに溶けたりはしないです。
溶けるように腐っている野菜を見たら、肥料(窒素分)が多すぎると判断することができます。
やはり、食べる立場からすれば、窒素過多の野菜はあまり食べたくないと思ってしまいます。
しかし、無肥料栽培は、生産者にとってはとても大変な作業の連続です。
除草剤なども使えませんから、1つ1つ手作業で雑草を抜いたりと、大変手間がかかります。除草剤や農薬を使うと、田んぼに入る回数を劇的に減らすことが出来ます。
夏場は、雑草も早いスピードで成長するので、抜いても抜いても追いつかなほどです。夏は毎日のように田んぼに入り、雑草を抜き、常に病気にかかっていないかなど念入りにチェックも必要です。
また、一度農薬、肥料などを使いつづけた土壌で、自然農法をしようとしても、微生物がバランスよく住めるような健全なものにするのは、難しく、時間もかかります。
このため、無肥料栽培は、そんなに多くの農家さんでできることではないのです。
【有機肥料を使ったオーガニックとは?】
「無農薬・無肥料」が良い理由はご理解頂けましたでしょうか?(^O^)
それでは、オーガニックはどのようなものなのでしょうか?
「有機肥料栽培=オーガニック」が人気で安全な食べ物の象徴のようになっていますね。
でも、まずよく誤解されているのは「有機農産物=無農薬」ではないということです。
「化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避ける」のがオーガニックの定義。
JAS(日本農林規格協会)が認定している31種類の農薬に関しては使用してもよいことになっています。
また、化学肥料は使われていないものの、「有機肥料」が使われています。
「有機肥料」には、家畜の糞尿を発酵させてつくる『動物性肥料』と、草や米ぬかなどから作られる『植物性肥料』があります。
実は、家畜の糞尿を原料とした肥料は、その家畜が食べていた餌や環境までは、規制はありません。
餌に大量の農薬が使用されていたり、遺伝子組換え作物だったり、家畜自体が大量の抗生物質・ホルモン剤を使用している可能性があっても、そこまでは問題とされないのです。
つまり、有機肥料と言っても、どういう肥料を使っているのかが重要だということです。
もちろん、ちゃんとした安全な肥料を使っている農家さんが多いと信じたいですが。。。
また、追肥によって窒素過剰になった土壌や作物を、虫は、より好むとも言います。
つまり、逆に追肥をすると、より多く虫が集まってしまい、農薬を使用しなくてはならなくなる悪循環も起こるのです。
「オーガニック」を選んでいるから安心。かどうかは、まだ不透明な部分や分かりにくい部分もはらんでいます。
本当に安全なものを食べたいと思うなら、やはり化学・有機共に肥料、農薬を使用していない作物が一番かもしれないですね。
【お客さまからのご感想】
この「身延米・八分づき(無農薬・無肥料)」を実際にご購入いただいたお客さまから、
ご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
【お米造りに対する想い】
日吉さんは、山梨県身延町で、地元の安全な食材をつかった「ファーマーズcafe」を運営しています。
そもそも、自分でお米を造り始めたり、cafeをオープンした経緯はどんなものだったのでしょうか?
日吉さんは、まだお子さんが小さかった頃、子供には安心安全なものを食べさせてたいと切に思っていましたが、現実はそれがなかなか難しく、いつも思い悩んでいました。
成長途中の子供には、添加物ばかりの食品をなるべく食べさせたくない。
でも、既成品の原材料の欄を見ると、ちょっと子供に食べさせるのは、どうかな・・・?と思うものばかり。食品表示を見るのが嫌になる程でした。
野菜もお米も、自分で作る事ができたら一番良いんだけど・・・と思いつつも、農業経験もないし、自分で作れるはずもない。。。
そう思っていた時に、たまたまご近所で、田んぼが余っていて、やり方を教えるので一緒にやらないか?と誘いがありました。
ずっと、自分の手で作ることができたらと思っていたので、お誘いを受けて、2010年から米作りを始めました。
無農薬で育てるのは、本当に手間がかかります。田植えも稲刈りもずっと中腰だし、草取りは酷暑の中手作業で、なんて過酷なんだろうと思いました。(笑)
化学農薬を使ったら、どんなに楽かと思うけど、でも、自分の子供の口に入るものだと思ったら、やっぱり農薬なんか使えませんからね。。。
こんな感じで、手造りでやっていますので、たくさん作ることは出来ませんが、安心なものを食べたいと感じている方に、召し上がっていただければと思っています。
価格 3,000円(税抜2,778円)
身延米・8分づき(無農薬・無肥料) 10kg価格 5,500円(税抜5,093円)
送料は地域によって異なります。詳しくはこちらをご覧くださいませ。
<無農薬・無肥料栽培です!> 化学肥料、農薬、除草剤はもとより、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等)など一切使用していません。土壌と稲の本来の力のみで栽培を行っています。富士山系の美味しい伏流水で育てた山梨産コシヒカリです。
●内容量:5kg